こんにちは。

クラリネットパート・正指揮者の
おこめです。


2月10日(土)に幸田町民会館にて
東海アンサンブルコンテストが開催されました。



三重大学からはサックス四重奏と
クラリネット五重奏が出場し、
サックス四重奏が銅賞、
クラリネット五重奏が金賞・朝日新聞社賞を
受賞しました。

また、クラリネット五重奏は東海代表として、
来る3月20日(水・祝)に
群馬県の高崎芸術劇場で開催される
全日本アンサンブルコンテストに出場します。



私自身、今回は2年ぶりのアンサンブル出場で、
2度目の全国大会となります。


アンサンブルコンテストへの
出場を決めたきっかけは、
私がコロナに感染して
夏のコンクールに出られなかったことでした。

自分を責め、
お客さんの前で演奏する
意味も勇気も見失っていた時、
「もう一度、あなたと演奏したい。」
高校時代の同級生でもある
4年生のパートリーダーに強く誘われ、
私はもう一度勇気を振り絞る決断をしました。

2年前とはコロナの状況も大会の開催形態も、
もちろんメンバーも大きく異なり
(前回はオンライン審査でした)、
練習時間を十分に確保することが難しく、
試行錯誤の日々が続きました。


「良い演奏のために、今できることを、全力でやる。」


これを最優先に、メンバーそれぞれが
自分の時間を少しづつ割いて、
自分たちにできることや強み、
表現したいことを手探りで見つけ出していきました。


今回、
あの大きな舞台で、
再び5人で演奏できることが
心から嬉しいです。


この結果はメンバーそれぞれの努力、
演奏や練習を引っ張っていくカリスマ性、
音楽への愛、
そして何よりもお互いを思いやる気持ちを、
アンサンブルとして聴いている方にも
届けられたから得られたものだと思っています。


決して、まぐれでは無いと、
メンバーひとりひとりの顔を見て
確信しています。


誰ひとり欠けてはならない、
大切な存在です。


また、ご指導・ご協力いただいた方々、
団員や家族をはじめ応援してくださった
全ての方々のおかげで、
今回良い演奏を実現させることが出来ました。

感謝でいっぱいです。


全国大会までまだ1ヶ月以上あります。

定期演奏会の練習もあり
時間の無い中で、
より高みを目指し、
5人で作る音楽の世界を
たくさんの人に届けたいと思っています。

皆で演奏できる喜びを
ステージの上で噛み締め、
楽しんできます。

これからも応援のほど、
よろしくお願いいたします。



73期 Cl おこめ