こんにちは!
学部学科を迷っている受験生の皆さんのために、学部紹介をしていこうと思います!

今回紹介するのは、工学部です!
工学部には、総合工学科という学科があり、その中に、
総合工学コース機械工学コース電気電子工学コース応用化学コース建築学コース情報工学コース
の6つのコースが存在します。
吹奏楽団には現在、機械工学、電気電子工学、応用化学コースの学生のほか、2年次でコース選択ができる総合工学コースから情報工学コースに配属された者もいます!

それぞれの学科の団員が紹介をしていきます!


総合工学コース
総合工学コースは2年進級時に希望したコースに配属してもらえるコースです。
受験のときにどのコースに行こうか決めきれなかった人や、大学に入学して実際の様子を見てからコースを決めたい人におすすめです。
建築学コースなどの一部の競争率の高いコースに比べて倍率や偏差値が低いこともあり、一度総合工学コースに入ってから難易度の高いコースに配属してもらうという人もいます。

専門的なことは2年生になってから。じゃあ1年生では何をするんでしょうか?
実は工学部の1年生が受ける授業の内容は、どのコースでもほとんど変わらないんです。
総合工学コースの1年生は、そういった工学部の1年生が共通して受けなければならない授業をこなしつつ、同時に各コースのガイダンスを受けたり研究室見学に行ったりして、来年のコースを決めていきます。『総合工学概論』という授業なのですが、これが工学の様々な側面が間近に見られて楽しいんです。

ただ、工学部の1年生が受ける授業の内容はほとんど同じといっても、やはり専門コースの学生は総合工学コースの学生よりも少し専門的なことを1年生のうちから学習しています。
総合工学コース出身の学生は他のコースの子たちが1年生で受けたいくつかの教科を2年生で受けることになります。2年生で受ける授業が少し増えることは覚悟しなければならないかもしれません…。
やりたいことがはっきりと決まっていて成績的にも問題ないなら、迷わず専門のコースを受験することをおすすめします。
といっても教授陣のサポートは万全ですので安心して下さいね!

総合工学コースでゆっくりいろんな工学を見て自分の進路を決めてみるのはいかがでしょうか?

受験生の皆さん、ラストスパートです、応援しています!


機械工学コース
1年生の間は物理や数学といった座学がメインです。
後期には研究室を体験できる授業があり、10個ぐらいのグループに分かれてそれぞれの研究室の研究内容に沿った体験ができます。

2年生では実験の授業があります。
毎回の授業で物理現象に関わる実験をして、レポートを書くといった内容となっています。
レポートを書くといってもテンプレが用意されているので初心者でも安心です。
また、製図の授業もあり、ネジやボルトなどといった機械部品の設計図を描くといった内容なのですが、これが実際のものづくりに関わっている感じがして個人的にすごく楽しかったです。

3年生では2年生の時の実験や製図がより発展的な内容で学べます。
4年生では他のコース同様に各研究室に配属して、研究を行います。


電気電子工学コース
電気電子工学コースでは主に数学と物理が中心になってきます。物理の電気回路力学数学の微積や線形代数を受講することになります。ですが、高校の内容の復習から始まりますので安心してくださいね。

また電気電子工学コースは工学部の中でいち早く実験が始まります。
なんと1年生の後期から始まるんです。ロボットを組み立ててパソコンにダウンロードしたアプリを使ってロボットを動かしてゴールへのタイムを競うというものです。
4人組のチーム同士で競います。改造してもOKです!そして実験を早く行う分早く友達ができます。

またこのコースは進路の幅が工学部のどこよりも広いです。機械方面から通信情報電気と様々な分野に進むことができます。
電気電子工学コースでは毎年女の子が少ないんです。ぜひ女の子も来てくださいね!


応用化学コース
応用化学コースは高校でやってきた化学の延長的なことを学んでいます。
化学好きにはもってこいのコースです!
工学部の中で1番人数が多いコースで、女子率も1番高いです。

1年生の間は教養科目を中心に学習します。文系科目が多く他分野で興味のあることを学べて面白いです。
2年生以降は化学三昧の日々になります。基本的には覚えることの多いコースではありますが、実験などもあります。
有機化学無機化学生化学物理化学など化学がつく科目ばかりです!
化学が好きな人には本当におすすめのコースです!

受験では三重大の問題は基本を理解しているかを問う問題ばかりで、ひねった問題はでないです。しっかりと基礎を理解し、自分の言葉で様々な事象を説明できるようにしておけば大丈夫です!


建築学コース
建築学とは建築物の設計歴史などについて研究する学問で、工学部で唯一芸術的な感覚も要求されるコースです。
人々の生活や文化の向上に伴い、それにふさわしい建築物が求められると同時に、自然災害に対して人命や財産を守るための高度な技術が必要とされています。

筆者は建築学コースの学生ではないのですが、建築学コースの学生さんは1年生の頃から図表を描いたりするための道具を使っていたり、とても創造的でした。
また、24時間使える自習室があるらしく、そこで友達や先輩、後輩と勉強を教え合うこともあるそうです。


情報工学コース
情報工学コースではコンピュータ情報ネットワーク知能システム人間情報など、情報を中心にIoTにかかわる技術分野について学ぶことができます。
各研修室では様々な分野での研究が行われており、いろんな角度から情報工学を勉強することができます。といってもよくわかりませんよね笑。
他のよく似た学問のコースとの比較でもう少しわかりやすく説明したいと思います。

よく言われるのが、電気電子工学コースと何が違うの?ということです。
研究している内容にも似ている部分が多く、どちらを受験しようかしようか迷いますよね。
私の解釈ですが、とても簡単に言うと、情報工学は数学でデジタル電気電子は物理でアナログ、という印象が強いです。

残念ながら私は情報工学コースの者なので、電気電子工学のことを詳しく話せないのですが、少なくとも情報工学コースでは様々な問題の解決方法に『数学』を用いることがよくあります。
問題解決のためのアルゴリズムを考え、それをプログラムに書いて実装したり…!
身の回りのコンピュータを使たシステムがどうやって動いているのか1から考えていくんです。
そのために様々な分野の数学を勉強しています。
もちろん少しは物理も勉強しますが、たぶんこんなに数学を勉強するコースは工学部には他にありません。
高校数学とは一味違う数学を勉強して、コンピュータの世界をのぞきたい方はぜひ情報工学コースへ!
受験生の皆さん、応援しています!


以上です!
いかがだったでしょうか?
大学選択の選択肢のひとつに、三重大学工学部を入れてみてください!
そして、吹奏楽団にも顔を出してみてください👀

最後まで読んでいただきありがとうございました!


工学部に興味を持たれた方はこちらもご覧ください
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