皆さんこんにちは、パーカッションパート4年の山口です。
少し前まで新年を迎えて心機一転頑張っていこうというような気持ちでいたらもう二月を迎えていて、私が思うよりも時は早く過ぎ去るものだと感じています。
私は、この団に入る前からパーカッションをはじめ、もう10年になろうとしています。このパートにしようと思ったきっかけは、ただ面白そうだったからという些細なものですが、今となってはあの時パーカッションに出会えてよかったなと思います。打楽器というものは、たたけばどんな人でも音を出すことのできるとても入り口の広い楽器です。しかし、ひとたび“いい音を出そう”、“自分の思いを届けよう”とすると、とても奥が深い領域に挑戦することとなります。このような願望に対する答えというのは、自分一人でたどり着けることは無く、ともに活動する仲間や、様々な物事とのかかわりの中で見つかるものと考えています。
大学1年の春にこの吹奏楽団に入ってから今まで、私は様々な人に出会うことが出来ました。それはこの四年を共に過ごした団員のことでもあり、私たちの演奏を聴きに来てくださった皆様のことでもあります。そのおかげで私の中で、もっと演奏を通じて心を通わせられるようになりたいという新たな目標が出来ました。もし自分が吹奏楽を始めていなければ、このような出会いも、自らの目標に向かうこともなかったことでしょう。今までの演奏を聴いていただいた皆様および、一緒に過ごしてきた団員の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。
さて、来たる3/6(日)、三重県文化会館大ホールにて、第66回定期演奏会を開催いたします。この演奏会では、クラシックをはじめとしたさまざまなジャンルの楽曲を演奏いたします。私たちパーカッションパートも、様々な楽器を用いてときに激しく、時にコミカルに演奏いたします。
皆様に充実した時間を過ごしていただけるように、残された期間もより一層精進します。
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