こんにちは、クラリネット4年のまきとです。

3月19日(土)、山形県のやまぎん県民ホールで行われた、全日本アンサンブルコンテストに、クラリネット四重奏が出場し、銀賞を受賞しました。

演奏した曲は、阿部勇一さん作曲の、『超絶技巧練習曲第十番「アーバンスケープ」』です。
この曲は、変拍子やアーティキュレーションの変化が多く、エッジの効いた演奏が求められる難曲ですが、目まぐるしく動き続ける都市の情景を、色彩豊かに表現しています。

アンサンブルコンテストに出場を決めたきっかけや、その時の状況などは、2月13日の投稿をご覧いただけたらと思います。

私自身、初めての全国大会だったので、今までにない緊張感と、それと同等の楽しみや高揚感にあふれていました。
会場やプログラムには有名強豪校の名前がずらり…、聞こえてくる演奏は上手すぎる…、など、本当に今までに体験したことのない環境と感覚です。しかし、本番のステージでの集中力や緊張感、演奏に対する積極性や楽しむ心などは、どこの団体にも負けていなかったのではないかと思います。

本番数日前には、東北で大きな地震があり、当初予定していた新幹線での経路から、空路に変更しました。あわただしい行程となりましたが、それも含めて4人の心に深く残る思い出になったのではないでしょうか。

私は、この全国大会をもって、正式に卒団となりますが、他のメンバーは3年生1人と1年生2人です。まだまだこれから技術や音色を磨いてくれると思いますし、良いパートを作ってくれると信じています。また、クラリネットパートには、秋に入団した3人の団員もいます。4月には、新入生の団員もきっと入ってくれるでしょう。
これからのクラリネットに、そして三重大学吹奏楽団に、期待しています。
そして、できることはサポートできればと思います。

最後になりましたが、応援してくださった皆様、ご指導いただいた皆様、私たちに関わってくださったすべての皆様に、深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

これからも、三重大学吹奏楽団をどうぞよろしくお願い申し上げます。

クラリネット 4年 西谷真規士

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