三重大学吹奏楽団 公式ブログをご覧の皆さん、
今までご愛読いただき本当にありがとうございました。
※最終回ではございません。
 来年度も当ブログをよろしくお願いいたします。








改めまして、広報チーム・フルートパート
たていわです。

月日が経つのは早いもので、
僕が自己紹介ブログを書いてから
1,200日余りが経ち、

いよいよ卒団が目前に迫ってまいりました。

(ここから前置きが長いので、
飛ばして本題に行きたい方はこちら

当時の記事を改めて読み返すと

「この時から医学部医学科
  『片割れ』とか言っていたのか」


とか

「いや……短すぎじゃない????」


とか思うことはありますが、
まあ更新日当日に新幹線の中で書いていたので
仕方ないですね。

今は更新3日前に書いているので成長ということで。
(〆切は昨日ですが💦)



そういえば、自己紹介ブログで
神奈川出身
と書きましたが、

親の引っ越しでとうとう
愛知県民になりました!!

おこめには
 
「実家の位置で出身が変わるの、
 変すぎる」

と言われました。


確かに。



さて、同期の卒団ブログが本当に

面白くて


個性が強くて


感動的で


教育的でもあり


言いたいこと全部言われてしまって、
どうしたものかと合宿の間
ずっと考えていました。


まあ僕は来年度も一応いる予定なので
そんなに真面目には書かないつもりで、


  • 卒団ブログのエンディング
    (お楽しみいただけましたか?みたいな)
  • 医学部の後輩に向けたアドバイス
  • 自炊の話
  • 三重県内のオムライス屋さんの紹介
  • 好きなバンドの話
  • 昨今の江戸橋周辺の移り変わりについて


など案を出してかなり迷走した結果、

「吹奏楽団4年間の想い出」

について話すことにしました。


今回採用されなかったテーマで
気になるものがある人は
お声がけください。

オタク語り、ブログ執筆、
料理のご依頼やお食事のお誘い


いつでもお待ちしております。






前置きが長くなりました。ここから本題です。

「吹奏楽団4年間の想い出」です。


端的に言って、
僕にとってこの4年間の吹奏楽団生活は
絶望の日々でした。



1年
の頃
はとっても上手な4年生の先輩が3人いて
自分の下手さに絶望していました。

アンコンに出た時なんかは
もう足を引っ張りすぎて
どうやって贖罪したものかと
ずっと考えていました。

毎日良い音を聞き続けると
耳ばかりが成長するので、
どんどん自分の下手さが
聴こえてくるようになります、

多分。


知らんけど。



2年生
になった瞬間、
パートが僕とあかまつの2人になりました。

そんなことある???


2年生2人しかいないパートに入ってきてくれた
1個下の3人には
本当に感謝してもしきれません。

院生だった先輩にも大変お世話になりました🙇

是非とも来年の卒団ブログで

「なんと、入団した時は現役の先輩が
 2人しかいませんでした」

とかネタにしてください。

後輩も上手いしあかまつも上手いから
喰らいつくために
必死で毎日練習しました。

楽しかったけど辛い日々でしたね……。

後輩が自主練に付き合ってくれていたのが
かなりの救いでした。



いよいよ3年生

あかまつが休団して僕がパートリーダーとして
トップを吹くことになります。

責任者にもなります。


はぁ……。


人前で話すのも人前で演奏するのも苦手だし、
学科もほどほどハードだし、
1年生もフルートは1人しか入ってくれないし……。

元々は他人と連絡を取るのすら
苦手な方だったのですが、

先輩に教えを乞い、

同期と仕事の連絡をし、

後輩とも積極的に
関わっていかざるを得ない立場になって、

常に通知に怯える日々でした。



4年生


一般的には、
音楽に専念できて一番楽しい時期
と言われる時期です。


うちのパートは荒れに荒れました。


自分はパートリーダーとして他のパートや
音楽面の意見を収集し、

臨機応変な決断を迫られる立場であったので、

3年の時よりも責任ある立場だったかもしれません。

演奏面でも色々とあって自信をなくしていて、
しかも練習時間もなかなかとれず、

精神的にかなり参った一年でした。




と、まあ、さらっと書いただけでも
かなり厳しい4年間でしたね。

ブログタイトル堅忍不抜
我らが活動場所である翠陵会館近くの石に
書いてあったのを
適当に持ってきたのですが、
案外ピッタリかもしれません。


そんな風に吹奏楽団の日々は辛いことが
多かったものの、
逃げずに4年間ずっと活動に参加してきたことで
得られたものも多かったのではないかと
思っています。


自分の成長というのは中々客観的には
見られないものなので、

あくまで主観という前提で少しだけ。

  1.  他人との交流に積極的になった。

    大学入学当時は知らない人が怖くて
    あまり関われませんでしたが、

    色々な方と関わる中で、


    自分から関わりにいくこと


    大事なのだと気づきました。

    挨拶くらいから始めるのがおすすめです。

    てか「知らない」を「怖い」と形容するの、
    バカ失礼なんでやめましょうね。


  2.  伝え方の大事さを知った。

    同じ内容でも
    相手や状況に合わせて伝わるように話すだけで
    コミュニケーションのスムーズさが段違いです。

    色々考えて会話してみましょう。

    きっと楽しい


  3. 様々な「正しさ」を見ることができた。

    例えば、吹奏楽団という環境では、

     ・良い演奏をする
     ・良い演奏会を作る
     ・良い結果を残す
     ・良い団である

    のいずれも正しく、目指すべき姿です。

    しかしそれらは時に対立することがあります。
    そうなった時に、

    問題を正しく捉え、

    関係者で意思の疎通を図り、

    帰着を考えるという経験は、


    苦しくも尊いものだった
    と感じています。



  4. 多くの人と関わることができた。

    散々色々書いてきましたが結局はこれです。

    多くの方と吹奏楽団を通じて関わったこと、

    その全てが僕にとって良い経験になりました。




お世話になった先生方・先輩方、

いつも仲良くしてくれる後輩たち、

演奏や指導を依頼してくださった皆様、

吹奏楽連盟や業者の皆様、

演奏会を聴きにきてくださる皆様、

そして当団のブログをご覧の皆様、

本当にありがとうございました。

僕たち73期の4年間の集大成である定期演奏会、
3月8日、柿安シティホール
是非お越しください。

定演69ポスター













































最後に、同期達へ。



ずっと不甲斐ない責任者で色々と
迷惑をかけました。
すみません。


今まで支えてくれて、
時に引っ張ってくれてありがとう。


多分、うちの代は皆それぞれ
「やめようかな」
と思った時期があって、
全員に退団の可能性がありました。

実際辞めた人も少なくない中で、


僕はこの7人で卒団を迎えられることを
誇りに思っています。




お互いのことをよく理解していて、

好きなところはもちろん苦手なところも
沢山あって、

苦手なところも含めてお互い受け入れ合えた、

本当に居心地の良い学年でした。



年一の忘年会はできるだけ日程調整します。
いずれどこかでまた皆で演奏しましょう。




最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも三重大学吹奏楽団、
ならびに当団広報チームを
よろしくお願いします。

それでは。


Fl 73期 たていわ